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出版社:中央公論新社 著者:原研哉 価格:2,090円(本体1,900円+税) 発売日:2008年05月 判型:B6 ISBN:9784120039379 第1章白の発見(白は感受性である;色とは何か;いとしろし;色をのがれる;情報と生命の原像) 第2章紙(いとしろしき触発力;白い枚葉として;創造意欲をかき立てる媒質;反芻する白;白い四角い紙;言葉を畳む;文字というもの;活字とタイポグラフィ) 第3章空白エンプティネス(空白の意味;長谷川等伯松林図屏風;満ちる可能性としての空白;伊勢神宮と情報;何も言わない;白地に赤い丸の受容力;空と白;茶の湯;和室の原型;発想は空白に宿る;創造的な問いに答は不要) 第4章白へ(推敲;白への跳躍;清掃;未知化;白砂と月光) 白があるのではない。白いと感じる感受性があるのだ…。日本文化の繊細さ・簡潔さを生み出し、支える美意識の原点、白。それは、色であって色を超えたもの。短い文章に込められた、白の美学。 キーワード:しろシロはらけんやハラケンヤ |